土地の境界と土地家屋調査士という職業について

境界標

私の叔父の話になりますが、叔父の実家は一軒家で、隣にアパートが立っています。

とても元気ですが叔父もそろそろ年なので、いろいろ契約の話は私が聞くようにしているが、先日、土地の測量をする人から連絡がありました。

内容は、隣のアパートの土地の境界調査依頼があったので、叔父の実家との境界をキッチリさせたいということでした。土地の境界の話なんて全く知らなかったので、測量の人に聞いてみた内容と自分で調べたことを書いてみます。

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土地の境界、測量の簡単な知識

”測量士さん”は、だいたいのケースで間違い。

土地の境界に関わる人として、測量士と、土地家屋調査士という人がいます。

ざっくり言うと、

測量士は、測量して地図を作る人
土地家屋調査士は、測量された地図などから家と家との境界を調査する人

ということになります。

土地家屋調査士さんも測量士さんと一緒くたで呼ばれることが多いそうですが、おそらく我々と関わる人はかなりの確率で土地家屋調査士なので、調査士さんの方が適切だと思われます。

もちろん今回ウチに来た人も境界を調査するため、土地家屋調査士ということになります。

土地家屋調査士は、土地の境界を判断して決定する人ではない

土地家屋調査士の仕事は、家と家との境界を調査し境界の妥当性を示すものです。

実際の境界の決定は、土地所有者同士で決定することになります。境界の確認、契約書面を経て、境界標設置という流れになります。

土地の境界について

境界標というのがあります。

境界標

上記のようなものが各種、家の隅に埋まってたりします。これらが道路との境界線と、家と家との境界線を示すものです。境界標があれば、土地家屋調査士も調査は楽だということは話していました。

矢印の形についてはいくつかあり、ココで詳しく解説されていました。

建築物がある土地の測量をする必要性

土地の売買をする際に、境界が必要になります。そのため、売却予定の土地調査というケースが多いそうです。また、企業などが資産管理のために土地の調査を行っておく場合もあるそうです。

ちなみに建築前の土地の境界調査としては、塀などの境界に建てる建築物のためです。

境界の決定で揉めるケースはもちろんある

土地所有者同士で揉めるケースはもちろんあります。

  1. 境界標が無い場合ももちろんある
  2. 境界に建っている塀の所有者がわからない(取り決めが不明になっている)
  3. 最終的な決定は土地所有者同士

特に最後の最終的な決定は土地所有者同士というのがあるため、納得出来ない場合に揉めることになります。

土地家屋調査士は公平である

土地家屋調査士は、過去の資料などから境界の妥当性を示します。その境界は測量などに基づく公平なものであるということです。

例えば今回の私のケースならば、アパート側から雇われて調査を開始していますが、だからといってアパート側に有利な調査結果が報告されることは無いということです。

悪徳な土地家屋調査士といのもあるのかもしれませんが、基本的には弁護士や検察といった不利な情報を隠す業務ではありません。

私のケースの場合

なにぶん古い家ってのはあるのですが、前回の土地の測量がなんと昭和40年の測量結果。
非常に古めかしい地図がそこにはありました。

実家と隣のアパートとは2辺で隣接している複雑な構造で、道路からほぼ垂直に境界されている部分(いわゆるお隣さん)と、道路から奥まった部分で隣接している部分があります。

道路からほぼ垂直に境界されている部分は、境界標もあり塀の所有者もアパートとわかっています。

道路から奥まった部分に関しては境界標がなく、塀も隣のアパートの建築物ではなさそうとのことで、調査する必要があるということでした。とはいえ、裏側もアパートのためある程度確度の高い情報が出てくるだろうとは言っていました。

まとめ

私のケースでは、現段階では調査中ですがおそらく問題無く境界の決定は進められそうです。

ただ、逆側の家については気になることがあります。それは境界標も無い上に、叔父も境界の塀がどっちが建てたかわからん。と言っています。境界決める際どうなるのかな…と考えると、やっぱり土地家屋調査士という仕事は必要だなと感じた次第です。

ではでは。

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