天王寺動物園へ行った写真レポ~。
今回行ってよく撮れた写真はこちら。やっぱ大阪だしトラですよトラ。名前もセンイチですし。
この子がセンイチがどうかはわかりませんが天王寺動物園にはセンイチという名前のトラがいます。
天王寺動物園
大阪市天王寺区にある由緒正しい都市型の動物園。日本で3番目にオープンし、2015年には開園100周年を迎えています。
場所
地下鉄の「動物園前」「恵美須町」や、JR地下鉄「天王寺駅」など、ミナミのええ場所にあるので交通手段はいくらでもあります…が、車だけは周辺道路の混み具合もあって面倒です。天王寺動物園には駐車場は無いですし、周辺の駐車料金もわりと高めです。
料金
大人 | 500円 |
小中学生 | 200円 |
未就学児 | 無料 |
※大阪市内在住の小中学生および65歳以上の方は無料。
市営の動物園だけあってかなり安い料金で入園できます。
すぐ横に通天閣があり、動物園から見ることができます。遠方から来た方は帰りに串かつでもどうぞ。
いざ、入園
入園。JR「天王寺駅」から一番近いてんしばゲートから動物園に入園しました。
ゲート前にはムーミンみたいなカバのオブジェが置いてます。
アジアの熱帯雨林ゾーン
鳥の楽園
鳥の楽園は檻に囲われたゾーン。屋根があるので雨の日でも楽しめます。
鳥の楽園の全景。既にいっぱい見えますが、鳥がたくさんいます。
コサギ。真っ白さが美しい。
ゴイサギ。目が赤い。
マガモ。このずんぐりした体形と緑色の頭がラブリー。
サカツラガン。頬のあたりが赤く、お酒を飲んで紅潮しているように見えることから、酒面雁(サカツラガン)と命名されたらしい。
サカツラガンが水を飲んでる様子。お酒じゃない。水かきもなかなかのラブリーさです。
ホオアカトキ。中々大きな鳥です。
シュバシコウ。いわゆる赤ちゃんを運んでくる伝承のコウノトリ。縁起の良さが体にあらわれています。
シュバシコウ。
遠いけど多分コサギ。巣の作り方が都会的というか近代的。支柱があって凄く丈夫そう。
何の鳥かわからないけど、翼を広げていい感じです。
鳥の楽園以外にも、個別に檻で飼われている鳥もたくさんいます。
ワライカワセミ。笑うように鳴くらしい。聞きたかった。
ヒメコンドル
サル。
チンパンジー。
飼育員さんの手で給餌されているクロシロエリマキキツネザル。
見づらいけどマンドリル。顔が画像処理のフリー素材で有名なサル。
口の所の筋が青いのがマンドリルで、黒いのがドリル。
クマ
天王寺動物園の猛獣達は、モート式と呼ばれる柵がなく堀がある展示方式ですが、堀が小さめでライオンをかなり間近で見ることができました。ついでに檻が無いのでカメラで撮影するにはもってこいです。
見たままメガネをしているような顔からメガネグマ。
ニッポンが付くと大体サイズが小さい気がするけど、このニッポンツキノワグマももクマの中では小さい。
毛が短く光沢があってスマートな印象を受けるマレーグマ。足取りも軽やかです。
キャベツをおいしそうに食べるホッキョクグマ。この動物園の人気者です。天王寺動物園のマスコットキャラクターであるゴーゴくんもホッキョクグマがモチーフです。
アシカっぽいポーズをしてくれるカリフォルニアアシカ。私が行った時には、鳴き声のような咆哮のような大きな音を鳴らしていました。
ケヅメリクガメ。カメラを構えたら何故かこっちを見てきました。
天王寺動物園はコアラ館などがあり、かなりコアラに対して力を入れています。ガラス檻の屋内と屋外展示があり、屋外では木登りをするコアラを見ることができました。
ふれあい広場
ふれあえる動物がいたり、おとなしめの動物が多いゾーンです。
ふれあえる動物ではお馴染みのワラビー。
ラクダ。これはフタコブラクダでしょうか。
ヤギ。
ウマ。
フンボルトペンギン。温帯に生息するペンギンだからこそ、屋外型の動物園で見れます。
淀川河川敷にもいる特定外来種のヌートリア。カピバラにちょっと似てて可愛い系です。
アフリカサバンナゾーン
みんな大好き人気者のレッサーパンダ。檻のスペースも相当広い。
キツネのような尻尾を持つアカオオカミことドール。
食事中のアミメキリン。キリンを見上げるぐらい間近で見れるので迫力があります。
トラ舎
トラの屋内展示と屋外展示があります。やっぱり大阪ですしトラが重要です。阪神的に。
トラ舎結構綺麗。にしても四角い。マインクラフトで最初に作ってしまう家ぐらい四角い。
風格あります。
ちなみにここにいるトラの名前はセンイチ。名前の由来は言わずもがなでしょう。さすが大阪です。
屋外スペースに居たトラ
モート式なのでカメラでいい写真が撮れます。是非カメラを持っていきましょう。
カッコイイ。
まだまだアフリカサバンナゾーンには動物がいます。
眠たそうなムフロン。
ライオン
夫婦(?)でシマウマの方を見るライオン。そろそろ食事の時間なのでお腹が空いてそうです。
その後こちらを向くライオン。
少し上を見るライオン。ライオンのこのポーズは非常にライオンっぽいですが、ライオンは睡眠しまくりな動物なのでなかなかし見れないと思います。凛々しい。
天王寺動物園のライオンは岩の隙間から物凄く間近で見ることができるところがあります。手のフサフサ感がはっきりわかるので、近くに来たら覗くべし。ぬいぐるみっぽいというか実にさわり心地の良さそうな手。もし安全なら触ってみたいところですね。
ウマと比べて胴長短足感があるシマウマ。
マングース。ハブとマングースで有名な動物です。こんな可愛い顔して沖縄屈指の毒蛇の天敵なのが凄い。最近では沖縄の生態系を破壊した外来種としても有名ですね。
マングースのところにいたトカゲ。といっても全く動かない上に場違いっぽい気もするので、剥製というか偽物のような気がするが、結局最後までわからなかった。
※後で調べたら模型であることがわかりました。
天王寺動物園に来たらブチハイエナを見るべし
ブチハイエナ。4種いるハイエナの中で一番大きなハイエナがこのブチハイエナ。基本的にサバンナを群れで活動するブチハイエナの飼育(特に繁殖)が難しいらしく、動物園であまり見ることができない動物です。こんな可愛いんですけどね。
ハイエナはイメージが悪いというのはネットの普及によって段々解消されてきたような気もします。実際にはかなり狩りが上手くて、ライオンに獲物を獲られることが多いとか。端的に言うとライオンの方がハイエナ。
感想・まとめ
天王寺動物園は動物園から通天閣が見えたり、ビルやビルの上層にある看板が見えたり、上を高速道路が通っていたりと自然と都市のカオスさがなんとも言えない場所です。都市型であるにもかかわらず広い動物園なので、かなりの種類の動物が飼育されています。
私が天王寺動物園の特徴をあえてあげるならトラとコアラを推します。やはり阪神タイガースのお膝元だけあって、トラには結構力が入っているように思います。屋内施設であるトラ舎はもちろん、屋外でも見れるので、近くで見たい場合もカメラで撮影したい場合もオススメです。コアラも同じように屋内屋外両方で見れて、かなりのスペースを取っているので見やすい。私が行った時には木登りしている姿を見れたので大変満足です。
この動物園で珍しいのはブチハイエナ。ハイエナの写真のところでも書きましたが、シマハイエナの展示はよくみることができますが、ハイエナ種でも最も大きいブチハイエナの展示は珍しいので、天王寺動物園に来たら是非見ておくべき動物です。
動物園だけでも一日中滞在できますが、動物園を出たらそこは新世界。食べるも飲むも大いに楽しめるので時間の使い方が悩ましいところです。
ではでは。