今さらですが、プロ野球セ・パ交流戦、中日対楽天の観戦に行ってたのでナゴヤドームのプロ野球観戦について書きます。
中堅122mから両翼100m、フェンス4.8mの大きな球場です。フィールドシートも出っぱっていないのでファールグラウンドも広く、神宮球場とは対照的な球場です。
投手天国として有名な球場ですが、パークファクターの数値もそれを裏付けており、神宮球場とは対照的にパークファクターの全ての数値が他の球場より低く、ホームランやヒットがかなり出にくいデータを示しています。2016年のデータでは、ホームランは一般的な球場の6割程しか出ず、ヒットも一般的な球場の9割程度しか出ない、完全な投手天国の球場です。
日本有数の大都市だけあって、交通の便はかなり整備されています。道路も広くて車を使っても大丈夫です。もちろん高いけどナゴヤドームに止めるもよし、大曽根駅あたりで安く止めて歩くもよしの感じです。
ナゴヤドームに行く前に…
イオンモールナゴヤドーム前はとにかくナゴヤドームありきで建てられたイオンモール(おそらく)。当然ながら野球観戦でナゴヤドームに来た方が楽しめるところがいっぱいです。私が気に入った2つを紹介
名古屋名物といえば味噌カツ。その中でも矢場とんは一番有名な味噌カツ屋さんでしょう。
矢場とんは何を食べても美味しいですが、私のオススメはみそかつ丼。味噌ダレがドバッとかかったお米が最高です。
ここの矢場とんは至るところにドラゴンズのユニフォームが飾られてて、試合前に行くと溢れんばかりのなにかが高まります。
レジェンド達のユニフォームがサイン色紙と共に飾られています。プロ野球ニュースでお馴染み高木守道。黄金時代の監督、落合博満。3球団を優勝に導いた闘将、星野仙一。もはや語るのも不要なぐらいのレジェンドですね。
しかし、谷繁元信前監督のユニフォームはハンガーでかけられていました。シゲシゲ好きな私としては扱いが残念でしょんぼりすることが多い。
イオンモールナゴヤドーム前の中にドアラ神社というのがあります。
ドアラの尻尾が祀られています。
みんな必勝祈願の絵馬を掲げています。ほとんどはドラゴンズに関するものでしたが、写真のようにニンテンドースイッチほしいという全然関係の無い願掛けもあった。果たしてご利益はあるのでしょうか。
ナゴヤドームと駅とイオンモールナゴヤドーム前の連絡通路。ドラゴンズ一色です。
ナゴヤドーム正面。
NPBやセ・リーグ、各球団の旗が掲げられています。この日は快晴といってもいい天気でした。
バックネット裏、ゲート1入場口。手荷物の検査とビン、缶、ペットボトルの移し替え場所です。持ち込みはそんなに厳しくありません。
試合終わりに取ったものですが、ナゴヤドーム外にあるグッズショップ。
球場近くによくある、擦り寄ってるコンビニ。どちらかというとローソンカラーですが、ファミリーマートです。
ナゴヤドームは内野外野が区別なく、外周をぐるっと一周できる珍しい構造です。
レフト外野付近からの写真。ファールゾーン広い。
レフト側から外野。実は去年もナゴドに観に行ってるのですが、その時と電光掲示板が変わっていることに気付きました。2017年シーズンから変更しているみたいです。
ビジョンに映される選手データ。どうせならセイバーも表示して欲しいですね。札幌ドームはセイバー表示をやってるらしいので一度観に行ってみたいところです。
何故か記念メダルを集める趣味がある私ですが、ナゴヤドームは記念メダルがあるのが特徴です。しかも今年のスローガン、「原点回帰」のメダルもあるのです。
カラー記念メダル。しかも今年のスローガンである原点回帰版。これは毎年来ないといけませんね。
ドアラシート。ドアラが書いたと思われる落書き風メッセージがあります。
球場スピーカーマニア歓喜の、ナゴヤドームのスピーカーはこちら。これはやっぱ我がオリックスが誇る京セラドーム大阪のスピーカーが勝っている気がします。
そんなわけで6/2の試合風景です。
楽天の先発は古川侑利
中日の先発は小笠原慎之介
ドアラ。緑色なのはエコドアラだからです。あんまりよくわかっていないけどエコなんです。
エコドアラの後ろ姿。ハミ出てる…。
ドラゴン感を全然感じない(個人的な見解)シャオロンパオロンもお出迎え。
バズーカタイム。1塁側はドアラですが、3塁側はチアです。中身はボールだそうです。欲しい。
外周グルッと回って一番混んでたのが焼鳥とりしげ。しげしげこと谷繁元監督と何か関係があるんでしょうか。
ホームベース側のビジョン。ここも意外と情報が入ってて嬉しい。
アマダー。大きくてデカイ。
3塁にいるゲレーロ。
平田良介。と3塁にいるゲレーロ。
荒木雅博。この日はヒット1本をうち、安打数を1999本まで伸ばす。どうせなら2000本安打見たかったが叶わず。
中日ビシエドと楽天ペゲーロ。
一昨年ロッテからFAしてきた今江年晶。
試合は小笠原慎之介が5回で100球近く投げ、球数に苦しむも何とか0点に抑える好ピッチングを見せる。すると5回裏に平田良介がタイムリーを打ち1点先取。その後荒木がタイムリーを打って3-0とするも、両軍ピッチャーが頑張っているいい勝負と思っていました。7回までは。
暴投ワイルドピッチ四球暴投で3点。せっかくの引き締まった勝負が台無しの様相を見せる。
9回表には福谷がマウンドに上がりヒットヒットホームランで3点献上。最終的に3-6で中日の勝利というちょっと引き締まらない結果に。
ともあれ中日の勝利。
勝利後、挨拶のためにマウンドに出てくる選手。
今日のヒーローとのハイタッチが企画されていました。小笠原慎之介と平田良介。
試合終了後にはシャオロンパオロンがフィールドシートにも来てタッチしていました。近くて見ると結構可愛く感じる。遠くからだと変なフォルムだなと思うのですが。
このプロ野球観戦の2週間程前には松山坊っちゃんスタジアムに行った私ですが、ナゴヤドームは松山坊っちゃんスタジアムと同じような、古き良き球場といった感じです。ボールパークのような楽しみはあまり無いですが、広いフィールドで選手が野球をしていてシンプルに面白い。これに尽きると思います。
ではでは。
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ちょっと振り返ってみます。
中日はヤクルトの先発星を攻め立て、7回までで10-0の一方的な展開に。
まさかここから逆転されようとは、この時誰も予想できなかったでしょう。
7回ウラ、代打中村悠平の2ランホームランで10-2
球場のムードは焼け石に水といった感じでした。
そして伝説となった8回ウラ。
山崎の内野安打で1塁にランナーを置いて、バレンティンが2ランホームラン。球場が盛り上がる。
その後、四球ヒット四球で満塁となったところに代打上田剛史。
これが犠牲フライとなり10-5。球場のムードが何かおかしなことになってくる。夏祭りチャンテが鳴り続ける事態。
7回に2ランホームランと逆転の口火を切った中村悠平がタイムリーで10-6
中日のピッチャーは岩瀬に交代したが流れは止まらない。坂口のタイムリーで10-7
この回打者一巡の山崎がタイムリーで10-8
中日のピッチャーは岩瀬から又吉に変わったがバレンティンに四球を与えて満塁、そこで山田哲人がタイムリーで10-10の同点
同点になってはしゃぐバレンティンとヤクルトベンチ。
試合は昨日に続き延長戦に。
延長10回、大松がサヨナラホームランで10-11xで決着。
10点差を逆転した試合は今回を含めて4回しかありません。
20年ぶりの記録で、その時は近鉄vsロッテでした。セ・リーグに限定すると松竹vs大洋の66年ぶりという出来事です。
せっかくなので、現在唯一の元近鉄戦士であるヤクルト坂口さんの画像を張っておきます。
プロ野球のイケメンランキングというと、巨人坂本選手や広島堂林選手といった線の細いタイプがよくあがりますが、私としてはこの坂口智隆や広島田中広輔といったゴツゴツした男っぽい方が断然好みです。カッコイイですね。
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先日ヨドバシカメラ梅田店でショッピングを楽しんでいると見つけたのがこのポップコーンメーカー。よくみると側面にスラィリーがいて、アレ!?って思ったら、
セ・リーグ全6球団のマスコット柄入りポップコーンメーカーでした。コーンを入れてスイッチを入れるだけでポップコーンができて自宅観戦にピッタリの楽しいグッズだそうです。
ところで皆様、この商品の並びはカープと巨人、タイガースが前に来ていますが、どういう意図で並べたものだと思いますか?
1は置いといて、2の強い順はこの写真を撮ったのが5月25日だったので、首位阪神から広島巨人と続くので合っています。しかし、2016年の結果では優勝広島から巨人DeNAなので何とも言えないところ。というか順位気にしながら毎日並べ替えてたらそれはそれで凄い。
3の人気球団順、平均観客動員数は阪神、巨人、広島と続くので合っています。横浜DeNAは今シーズン収容率95%以上あるので、球場キャパシティが低い(30000人)ことが問題で実際にはもっと観客動員数を伸ばせるかもしれませんね。拡張工事で35000人に伸ばす計画が着々と進んでいるそうですが、楽しみなところです。
4の色合い。みなさんもそうだと思いますが結局は色合いだと思うのです。これを並べたのはプロ野球を知らない店員さんということも余裕であるので、その場合カラフルな赤、橙、黄色を前面に並べて、青っぽいものを奥にやってしまったというのが最も考えられます。前置きが長くなりましたが、今日は球団のチームカラーについてです。
プロ野球のチームカラーは、各チーム何色か採用されることがありますが、あえて一色で表現するならという点で考えてみます。これは商品などによっては一色で表現することがあるため、その場合に使われる色がメインのチームカラーと考えられるからです。
そんなセ・リーグのチームカラーについて
●黄:阪神
●橙:巨人
●赤:広島
●薄青:DeNA
●青:中日
●紺:ヤクルト
こんな感じです。青系が3つあるんですよね。セ・リーグに関しては決定的でおそらく異論は無いと思います。
つづいてはパ・リーグのチームカラーについて。
実はこのパ・リーグのチームカラーが難しくロッテや日ハムはメインのチームカラーが何かと言われると判断が分かれてしまいそうです。そこで、我らがオリックスが去年、ダンスフェスティバルと称して他の球団のTシャツとタオルも作っているのを参考にしようと思います。
それがこちら。
普段プロ野球を観ている人は、球団ロゴとか載っていないにも関わらず、この画像を見てどの球団のものかわかると思います。
左上から日ハム、楽天、西武と続き、左下からはロッテ、オリックス、ソフトバンクですね。
というわけでパ・リーグのチームカラーは
●白:日ハム
●赤茶:楽天
●青:西武
●黒:ロッテ
●紺:オリックス
●黄:ソフトバンク
で問題ないと思います。
ここまで見ていただいたらわかると思いますが、チームカラーに青を採用しているのは12球団中5球団にもなります。色が偏ってしまう要因としては、プロ野球のチームカラーはチーム由来のものと、企業由来の2種類があって変わっていくものだからです。
例えば巨人はチームとしてオレンジを採用してきた歴史があり、また阪神タイガースは虎の色である黄色をずっと使ってきました。一方で、楽天は企業カラーである赤茶色のクリムゾンレッド、ソフトバンクも企業カラーである黄色、オリックスも企業カラーのオリックスブルー(紺色)を採用しています。
チーム由来の方は企業が変わってもチームカラーは変わらないことが多いですが、変える場合はヴィッセル神戸のようにいざこざが起きたりします。少なくとも阪神タイガースのチームカラーを変えることは不可能にさえ思えます。
チームカラーに緑が無いのは緑が優しい色だからとかそういうわけではなく、単純に今採用されていないだけです。ちなみにヤクルトは緑を使うこともありますが、メインのチームカラーとはちょっと違います。
過去には大洋ホエールズや、南海ホークスが電車の色が南海グリーンと呼ばれる緑色だったことから、チームカラーには緑色を採用していました。
ミドすけだよ!
今日は「#ガッツポーズの日」なんだって。
うれしいときって思わずガッツポーズをしちゃうよね?
でも、ジャンケン中にはガッツポーズをしないように気をつけてね! pic.twitter.com/OqJohMs1PG— ミドすけ(三井住友銀行 公式) (@smbc_midosuke) 2017年4月11日
完全にたらればの話ですが、三井住友銀行が野球チームを持ったら緑のチームカラーになるでしょう。
さてさて、チームカラーに青が多すぎるので、チームカラーが変わる可能性というのをチームカラーが青になった由来をさぐってみることにします。
ヤクルトの前身は国鉄スワローズという政府がお金を出している球団という無茶なチームで、その時代から青を使用。歴史は深い。
設立時の名古屋軍という名称で、その当時のユニフォームは白黒。1962年ぐらいから段々と青色が入り初めて1969年にはドラゴンズブルーと呼ばれるものの原型が完成。その後の星野監督時代にドジャースに許可を取って中日ドラゴンズのユニフォームを作った時代もある。そんなわけでドジャースブルーとも関連があり、中日ドラゴンズの青色の歴史もまた深い。
大洋ホエールズ時代は白地に橙や、赤、黒とコロコロ変わっていた模様。3年ほど湘南電車カラーと呼ばれる橙と緑(アスレチックス風)のユニフォームだった。その後横浜大洋ホエールズ以降は横浜ブルーと呼ばれる青を採用。DeNAの企業カラーはおそらく青ではないが、横浜ベイスターズを買収時にはそのまま青を継続使用。こちらも歴史は深いが、緑や橙に変えても一応説明は付く。
楽天が色々問題を起こすせいでDeNAの運営がもの凄く好評価だが、もし次のスポンサーがあらわれてチームカラーを青から変更する場合は、DeNAが横浜ベイスターズ時代を大事にしている反動からファンに猛反発を食らうことは想像に難くない。
西鉄ライオンズ時代の1952年には青が登場。以降1978年に西武ライオンズになってからも青をずっと使用。こちらも歴史が深い。
そして西武を語る上で外せないのが常勝時代。この時のライオンズブルーは西武ファンならずプロ野球ファンに強烈な印象を残しているので、青の印象はとても深い。
オリックスの球団史は日本プロ野球史上最も複雑で、成り立ちは阪急軍になる。阪急軍は阪急ブレーブスの前身であり、阪急ブレーブスはメジャーの球団であるアトランタブレーブスを参考にしているので、阪急ブレーブスのカラーといえば赤(もしくは黒か白)だと思われる。その後1989年、オリックスに球団が譲渡された時にオリックスブルー(と黄色)が登場する。
一方で近鉄バファローズは1959年の近鉄バファロー時代から赤を使用。近鉄バファローズの色といえばもちろん赤(紺もそこそこ)。2004年に近鉄バファローズを吸収合併し、オリックス・バファローズとなったが、チームカラーはオリックスブルーから変わっていない。
オリックス・バファローズの球団ロゴBsは「ブレーブス」、「バファローズ」、「ブルーウェーブ」の頭文字Bを複数形にしたもの。それぞれカラーは赤、赤、紺だが、紺が採用されたのはそれはもうオリックスが出資者だからとしか言いようが無いでしょう。別に悪いことではありません。
しかしながら、紺であることはオリックス・バファローズが、歴史があるにも関わらずチームカラーに企業カラーを採用していることに他なりません。なので、青色のチームカラーの中でチームカラーを変えても一番ファンから怒られない球団、それがオリックス・バファローズだと思われます。ましてや変更先が赤だったら文句を言う人は少なくなるでしょう。
オリックス・バファローズも着々とファンが増えている(と感じている)が、カープ女子が爆発的に増えたのは赤色のユニフォームが可愛いからとか言われているので、オリックス・レッドにしたらもう一山築けるかもしれませんね。
今回、プロ野球チームのカラーを調査しましたが、調査は結構難しいことに気付かされました。何故なら日本のプロ野球は我が国初の大規模なプロスポーツリーグであり、その時代は戦前の1936年になります。日本初のカラー写真が1940年であることを考えると、写真が白黒で色がわからない、なんてことがザラです。なのでココに書いてあることは間違っている可能性も大いにあります。何かあれば指摘くれるとありがたいです。
ちなみに巨人について調べてみると、
巨人は1960年にテレビのカラー放送がはじまる際に、実験的に赤色のユニフォームにしたが不評により3ヶ月で終わった。
みたいな笑えるエピソードがあったので、青色カラー以外のチームのカラーについても調べてみると面白いことがわかるかもしれないと思いました。また調べてみようと思います。
ではでは。
]]>毎年1,2試合は行われる松山坊っちゃんスタジアムでのプロ野球。そんな松山坊っちゃんスタジアムの野球観戦に行ってきたので、余すことなくその魅力を綴りたいと思います。
松山坊っちゃんスタジアムは愛称であり、正式名称は松山中央公園野球場という名前です。愛称の方が断然いいですね。
球場としては、収容人数30,000人、センター122m、両翼99.1mとセンターは普通だけど両翼にかけてかなり短くなる神宮球場、京セラドーム大阪タイプの球場です。座席は内野側が2階席まであるもの、外野の座席は1階席のみと少なく、代わりに愛媛の山々の風景が広がります。
2017年の今年はヤクルトスワローズ対中日の2試合が松山坊っちゃんスタジアムにて開催されました。大体はヤクルトスワローズ主催の開催ですが、阪神タイガース主催だったり他の球団主催ということもあります。
ヤクルトスワローズ主催が多いのは、ヤクルトスワローズが秋季キャンプで松山坊っちゃんスタジアムを使用しているからでしょう。
画像は駐車場の方向から歩いてきたところです。
私は今回松山坊っちゃんスタジアムまでは自家用車で行きました。事前にチケットぴあで駐車券を購入していたので、スムーズに入場できました。
帰りはかなり混むため、車があるなら車で行くほうが便利だと思います。駐車場代は近くのモールが安いですが、そこから電車で来るのは止めたほうが良いと思います。何故なら帰りは臨時列車が出るものの1車両しか無い上に本数が少なくて非常に混雑するからです。早く帰ることを諦めてかベンチで横になって寝てる人もいました。
この4点ほどを抑えておけば松山坊っちゃんスタジアムがより楽しめること請け合いです。
ヤクルトスワローズの秋季キャンプ地になっており、スワローズ選手の手型などがスタジアム周辺に展示されています。
坊っちゃんスタジアムの由来です。松山坊っちゃんスタジアムに限らず、愛媛・松山はあらゆるものが坊っちゃんなので今さら説明するまでもないですが、愛媛観光も兼ねて松山坊っちゃんスタジアムに訪れる人は坊っちゃんを一読しておくと松山の観光がさらに楽しめることは間違いありません。
日本屈指の俳人であり、野球との関係も深く野球殿堂入りもしている正岡子規の生誕地もまた松山です。正岡子規の野球の功績を簡単に説明すると、私ら野球ファンがよく聞く「打者」「走者」「四球」といった言葉は正岡子規の翻訳によるものということ。今日、日本でこれだけ野球が親しまれているのは正岡子規の貢献が存分にあるといっても過言ではありません。ちなみに夏目漱石とも交友があり、親友という間柄だそうです。
近藤兵太郎は、台湾の日本統治時代に台湾の地で台湾人と日本人、原住民族を率いて甲子園に出場し、準優勝に導いた台湾野球史にその名を残す名監督です。この事実を元に台湾映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」が製作されており、日本でも公開されました。この近藤監督もまた松山出身であり、松山坊っちゃんスタジアムに上記の石碑があります。
「球は霊なり」。近藤兵太郎さんの言葉です。霊はもちろん心のことであり、野球の技術だけでなく精神性も重要視しており、厳しくも機会に平等で優しい指導者らしい言葉です。この近藤兵太郎さんが監督だったらPL学園が事件にまみれて事実上の廃部…なんて起きなかったと思います。
ここから5/13ヤクルトスワローズ対中日の様子です。
その前に松山坊っちゃんスタジアムに到着する少し前の話
この日はデーゲームで、私はスタジアムに来る前に坂の上の雲ミュージアムで観光していたのですが、そこの案内スタッフのオジサマが坂の上の雲を非常に丁寧に解説してくれて、丁寧すぎて時間が凄いかかったので、この後松山坊っちゃんスタジアムに行かないといけないのでこれぐらいで…と言ったら「そうでしたか。ボクもこの後松山坊っちゃんスタジアムに見に行くから早くしないと行けませんね」と、まさかの返答。坂の上の雲ミュージアムを熱く語る上に地元開催の野球観戦、地元愛を感じるオジサマにほっこりしました。
そんなわけで松山坊っちゃんスタジアムに到着。駐車場から歩いて行くと屋台がたくさん見えて来ました。
一番並んでいて人気だったのが三津浜焼きというご当地グルメのお好み焼き。粉もんの国に住んでる私としては非常に食べたかったのですが、かなり並んでいることと松山坊っちゃんスタジアムの見学を天秤にかけた結果諦めました。三津浜焼きがどんなものかというと、ちくわなどの港町特有の海鮮が入ったお好み焼きというところです。「旨いのは当たり前、次に重視されるのが安いこと」というキャッチフレーズがあったのでカッコイイこと言ってます。
松山坊っちゃんスタジアムの正面からの写真。タクシーの乗り場にもなっているので警備の人がいっぱいいます。
つば九郎の巨大エアPOP。つば九郎のサイン入りです。
内野S指定席、1塁側内野A指定席のチケットはユニフォームが貰えます。私は内野S指定席3塁側だったので交換しました。
貰ったユニフォームがこちら。松山燕パワーユニフォームというものです。右腕部分に付いているワッペンがおしゃれです。
蛇口をひねったらポンジュースが出るネタですねコレは。つば九郎のキャラクター的に松山いじりはお手の物という感じです。
チケットを見せてスタジアム内に入ります。
スタジアム内に売店もあります。シーズンずっと開催しているわけでは無いのか、数は少ないです。
松山坊っちゃんスタジアムの集客的にはおそらく最高を記録するであろうこの日、キャパシティ的に無理なのかビールが外の通路にどっさり置かれています。お祭りの時の情緒みたいなものを感じます。
レフト側。試合前は凄く曇っていました。4,5回から晴れてきて山麓が見えて来ました。
3塁側から外野側の景色。
1塁側からライト側への景色。1塁側はかなり埋まっています。2日前ぐらいに急に行くことになってチケットを購入したのですが、その時には1塁側のチケットは売り切れていました。なのでこちら側は超満員です。
試合開始前、監督同士によるメンバー表交換。
スワローズ先発はエース小川泰弘。野球選手としては小さい体を大きく使うフォームが非常にカッコイイ。このダイナミックなフォームからライアン小川という愛称が付けられたのもわかります。
元オリックスの坂口智隆。2016年シーズンの活躍はオリックスファンとして嬉し悲しでした。
シーズン本塁打記録者・バレンティン。
3塁コーチと楽しそうに会話している山田哲人さん。
2年連続トリプルスリーという凄まじい実績から、躊躇なく際どい球を投げられ続け、避ける山田哲人さん。
ヤクルトチアのPassion。顔ももちろんですがコスチュームも可愛い。
そうこうしているうちに晴れてきたレフト側。障子山という山が愛媛では目立つそうなので、奥に見える山が障子山かもしれません。
電光掲示板。最近は色んなデータを表示する球場も多いですが、打率と本塁打数だけという昔ながらの感じです。レトロ感すらありますね。
ドアラとつば九郎。この二人はディナーショー開くぐらいには仲良しなんです。むしろ畜生同士仲が良い最悪のコンビです。
中日の先発は又吉克樹。酷使されているイメージが凄いありますが、今や堂々たる先発投手です。
WBCにも招集され、昨年FA権を取得したが残留した平田良介。
外国人選手、ゲレーロ。この日ソロホームランを放ちました。
ビシエド。9回表1-3からのまさかの逆転3ラン。ホームで暖かく迎え入れられる様子。
試合はビシエドの9回表逆転3ランにより中日が劇的勝利。
ヒーローは当然ビシエド。
アラウホが来日初勝利を記録。表彰されていました。要するに今日は中日がアラウホ、ゲレーロ、ビシエドと助っ人外国人のパワーで勝ったということです。
試合後、2階席バックネット裏からの写真。残っているのはレフト側中日の応援団くらいです。
感想としては、ヤクルトスワローズのホームゲームだったので中日の勝利はちょっと残念ではありますが、劇的な3ランホームランも見れましたし、大変楽しめました。松山坊っちゃんスタジアム、良いとこです。
松山自体も非常にいい所で、デーゲームなら試合後に道後温泉に行くもよしの観光スポットですね。
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プロ野球の2017年シーズンももうすぐ開幕ですね。今年はWBCの開催などで既に自分の中では盛り上がっちゃってるのですが、本当の盛り上がりはここから。
さて、我がオリックス・バファローズ軍の2017年はどうなるのでしょうか。
オリックスの去年の2016年シーズンといえばもう散々たる結果というのは周知の事実であり、もはやファンより多いバファローズポンタのファン、負けることすら期待されているバファローズポンタのイラスト、とにかくバファローズポンタが全てを持っていって霧の中に消えていったとか言いようがありません。
しかし今一度データを拾い、2017年シーズンどうなるかというのをみてみましょう。
順位 | チーム | 試合 | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 | ゲーム差 |
優勝 | 日本ハム | 143 | 87 | 53 | 3 | 0.621 | – |
2 | ソフトバンク | 143 | 83 | 54 | 6 | 0.606 | 2.5 |
3 | ロッテ | 143 | 72 | 68 | 3 | 0.514 | 12.5 |
4 | 西武 | 143 | 64 | 76 | 3 | 0.457 | 8 |
5 | 楽天 | 143 | 62 | 78 | 3 | 0.443 | 2 |
6 | オリックス | 143 | 57 | 83 | 3 | 0.407 | 5 |
5位の楽天に対してもゲーム差5もついたなかなかの最下位っぷりだったのが2016年。
全球団並べると煩雑になってくるので、リーグ平均とオリックスの打撃成績を持ってきます。
オリックス | リーグ平均 | |
打率 | 0.253 | 0.260 |
得点 | 499 | 583.5 |
本塁打 | 84 | 104.7 |
四球 | 399 | 470.8 |
出塁率 | 0.317 | 0.331 |
長打率 | 0.355 | 0.375 |
OPS | 0.671 | 0.706 |
NOI | 0.435 | 0.455 |
IsoD | 0.064 | 0.071 |
IsoP | 0.102 | 0.116 |
ぶっちゃけるとあまりデータを漁る意味はありません。オリックスはどこかが弱いというよりは、ここに示したデータは全てリーグ最下位であり、打撃指標の全てが悪いといっても過言ではありません。
特に出塁率と長打率のリーグ平均と大きな差異が見られることから、OPSやらIsoD、IsoPといったセイバー系データも低くなることがわかります。端的にいってしまうとオリックスは
チームということになります。リードオフマンからホームランバッター全てが必要だったのが2016年シーズンでした。
そんな中でも糸井嘉男選手はチーム全打者中唯一の3割打者、出塁率.398、長打率.451とリーグ平均も大きく上回る活躍をしていました。
データ
チーム | 防御率 | 被安打 | 被本塁打 | 与四球 | 与死球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 |
ハム | 3.06 | 1129 | 89 | 455 | 48 | 1004 | 467 | 436 |
SB | 3.09 | 1114 | 126 | 401 | 44 | 1158 | 479 | 443 |
ロッテ | 3.66 | 1308 | 104 | 428 | 43 | 855 | 582 | 524 |
西武 | 3.85 | 1249 | 78 | 524 | 76 | 956 | 618 | 543 |
楽天 | 4.11 | 1324 | 106 | 452 | 59 | 1026 | 654 | 584 |
オリ | 4.18 | 1285 | 113 | 521 | 35 | 956 | 635 | 589 |
平均 | 3.66 | 1234.8 | 102.7 | 463.5 | 50.8 | 992.5 | 572.5 | 519.8 |
与四死球は西武が最下位、失点は楽天が最下位など、投手成績については必ずしもオリックスが最下位というわけではありません。とはいえ、成績が悪いチームが4,5,6位のBクラスなわけですから、Aクラスを目指すとなると投手成績の改善は必須と思われます。
チーム | DIPS | WHIP | BB/9 | K/9 | K/BB |
ハム | 3.60 | 1.23 | 3.19 | 7.04 | 2.21 |
SB | 3.61 | 1.17 | 2.80 | 8.07 | 2.89 |
ロッテ | 3.90 | 1.35 | 2.99 | 5.97 | 2.00 |
西武 | 3.81 | 1.40 | 3.71 | 6.77 | 1.82 |
楽天 | 3.78 | 1.39 | 3.18 | 7.22 | 2.27 |
オリ | 4.07 | 1.42 | 3.69 | 6.78 | 1.83 |
平均 | 3.80 | 1.33 | 3.26 | 6.98 | 2.17 |
DIPSは投手の総合的な能力の数値化なので、投手成績の悪いオリックスの指標が悪くなるのは当たり前ですね。BB/9とK/BBは制球力の指標で、低くなる程優秀です。K/9は三振を奪う能力で高くなるほど優秀な数値です。
オリックスはこの指標内では全て最下位です。他のセイバー指標だとわかりませんが、おそらく投手能力を数値化する指標ではほぼ最下位ということになると思います。何故なら大体の指標に影響する被本塁打、与死四球、奪三振数などが悪いからです。BABIP云々を言い出しても、このあたりの数値が悪ければ指標がよくなることはまずありません。
実際の体感でも、去年はディクソンや西選手、チーちゃんまで投手が崩壊に崩壊を重ねた感じはあるので、オリックスのこの指標はファンとしてもまぁそうだろうなという感じを受けると思います。
データを見ると、日ハムとソフトバンクとかはちょっと面白いですね。DIPSがほぼ同じで他の数値が違います。日ハムは制球力が高いピッチャーが多く、ソフトバンクには奪三振が取れるピッチャーが多いということがいえると思います。
こうしてみると全てのデータが悪い最悪のシーズンといえます。2017年はどうなるのでしょうか。次は2016年と2017年の差異をピックアップしてみます。
チーム内唯一の3割打者で打撃指標もトップの選手がいなくなってしまいました。こちらにも書いていますが、日ハムからのゴタゴタで来てくれたので、十分オリックスに貢献してくれた糸井選手については残念ながらも仕方ないといった感じです。交流戦で阪神の選手として出てきたとしても私は応援するつもりです。
打者はステフェン・ロメロ(シアトルマリナーズ)
出塁率 | 長打率 | OPS | |
MLB | 0.242 | 0.307 | 0.549 |
Minor | 0.355 | 0.520 | 0.875 |
MLB通算で出塁率 0.242、長打率 0.307、OPS 0.549です。MLBでの成績では物足りないですが、マイナーリーグでは長打率 0.500を超え、OPSも0.875と大変素晴らしい成績です。
NPBをMLBかマイナーどちらと考えるかですが、マイナーならば糸井選手とほぼOPSが同じで、糸井選手より出塁率は低く四球を選べないが、糸井選手より長打力がある点で互角ぐらいの選手と見ることができます。
投手は3人と契約しています。
防御率 | WHIP | BB9 | |
ゴンザレス・ヘルメン(ロッキーズ) | 4.63 | 1.56 | 5.1 |
フィル・コーク(パイレーツ) | 4.19 | 1.44 | 3.4 |
マット・ウエスト(ドジャース) | 3.86 | 1.43 | 2.6 |
一番期待できるのは2016年シーズンもMLBで6登板10イニング投げていたフィル・コーク選手でしょうか。BB9も低く制球力を重視したピッチングが見れそうです。マット・ウェスト選手もBB9が優秀でめちゃくちゃ崩壊することは少なそうです。
育成についてはダリル・ジョージ選手と契約。この4人が活躍すれば今年は使われないとは思います。
起用に関しては、ドラフト2位の大卒・黒木優太投手、ドラフト5位の社会人卒・小林慶祐投手も起用すると思われます。ドラフト3位、ドラフト4位は高卒ですので、今年は体を作るためにファームでしょう。
2017年シーズンの打撃は
2017年シーズン = 2016年シーズン ー 糸井嘉男選手 + ステフェン・ロメロ選手
糸井選手が抜けた穴はステフェン・ロメロ選手に託されています。大きすぎる穴ですが、ステフェン・ロメロ選手がマイナー相当の成績を残してくれれば埋まることになります。ただ、糸井選手の穴が埋まったとしても打撃成績は最下位のままなので、どうにかして現有戦力が上がらなければ、打撃指標は改善されず最下位のままになってしまいます。
2017年シーズンの投手事情は
2017年シーズン = 2016年シーズン + 新外国人3人 + ドラ1,3,5(山岡投手、黒木投手、小林投手)
になるでしょう。打者もそうですが、オリックスは去年全体的に若手中心だったので、2016年シーズンからの衰えという部分はあまり気にしなくてもよいかと思います。ディクソンはちょっと気になりますが…。新外国人3人から1人、ドラフト勢から1人活躍してくれれば投手事情はかなり改善されるのではないかと考えています。
WBCの裏で着々と進んでいたオープン戦、オリックスはなんと12球団中3位です。WBCに選手を抜かれてスカスカのチームだったり、広島はDH解除するなど舐めプ実践さながらの試合をしていたので、このあたりで差が出ているという点を見逃しても、この結果はどうしたことだとしかいいようがありません。ついでにいうとWBCで株を爆上げしたのは我がオリックスの平野佳寿選手でしょう。最高でした。
いったいなぜオープン戦3位という結果を残せたのでしょうか。
まず糸井選手の穴を埋めるべくして呼ばれた新外国人のステフェン・ロメロ選手は、打率0.316、出塁率0.381、長打率0.421、OPS 0.802と糸井選手の穴が埋まるまではもうちょっと足りないですが、かなりの数値といっても良いでしょう。
そしてオープン戦のチーム打撃成績はこちら
出塁率 | 長打率 | OPS | |
2016年シーズン | 0.317 | 0.355 | 0.671 |
2017オープン戦 | 0.314 | 0.336 | 0.650 |
このままだと今シーズンも打撃能力は最下位で終わる気がします。
オープン戦3位の要因は、投手成績になります。
防御率 | WHIP | |
2016年シーズン | 4.18 | 1.42 |
2017年オープン戦 | 2.087 | 1.123 |
なんといってもチーム防御率2.08。エースしかいないチーム、それがオリックス・バファローズ。
中でも、2016年不調だった投手の復活が今のところ見えます。
投球回 | 防御率 | WHIP | |
金子 千尋 | 15 | 0.6 | 0.933 |
西 勇輝 | 15 | 2.4 | 0.733 |
松葉 貴大 | 18 | 2.0 | 1.111 |
2016年はチーちゃんも西選手もハッキリ言って不調過ぎたので、この二人の成績が改善されればオリックスはパ・リーグの中でも屈指の表ローテを誇るチームになります。
そして新外国人選手3人の成績はこちら
投球回 | 防御率 | WHIP | |
ヘルメン | 6 | 4.5 | 2.50 |
コーク | 18.2 | 0.96 | 0.722 |
ウエスト | 2 | 0 | 1 |
ヘルメンは投球回が少ないことも含め、まだ日本の野球に合っていないのかもしれません。
コークに関しては1月の関空にビーサン半袖で登場して「ふぁっくふぁっく!」言う面白外国人枠かと思っていたのですが成績が素晴らしすぎてヤバイ。日本に馴染んでしまったか。
しかし一方で娘にナラと名付けるなど日本に馴染みすぎたあの方は不安要素だったりします。
投球回 | 防御率 | WHIP | |
ディクソン | 12.2 | 4.97 | 1.5 |
表ローテでイニング数を稼いで欲しいのですが。2015年勝ち試合をアホほど観戦させてくれた選手だけに活躍して欲しいものです。
といいたいところですが、データを扱うものは現実主義者でなければなりません。オリックスの打者事情はハッキリいってかなり厳しく、頑張ったとしても打撃指標は4,5位といったところになると思っています。
ただ、2017年のオリックスは打撃で戦うチームではないことは補強からも明らかです。崩壊した投手陣を立て直して優勝を目指すチームといえるでしょう。
チーちゃんと西選手の復活や、メジャーリーガーである2人の新外国人投手。これらの要素による投手指標の改善は、ハッキリいって西武や楽天の投手補強よりも圧倒的に期待値が高いと私は考えています。
それをふまえた私の2017年シーズンのパ・リーグ順位予想はこうです。
1位 | ソフトバンク |
2位 | 日ハム |
3位 | ロッテ |
4位 | オリックス |
5位 | 西武 |
6位 | 楽天 |
私は2017年シーズンのオリックスは、チーム打撃成績6位、チーム投手成績3位と考えての4位という結論です。
将来的には4人いる吉田軍団などが育ってくれば、2,3年後には優勝が見えるチームだと思っています。
ではでは
]]>2016年の記事が結構好評みたいなので、2017年度改訂版です。
2016年に引き続き、オリックス・バファローズの試合観戦を当日に格安で行く方法のまとめです。オリックスの観戦が初めての人でもわかりやすいようにまとめているので、大阪近辺の人は是非会社帰りに球場へ行きましょう。
安い順です。
1.BsCLUB会員前売りチケット
2・一般前売りチケット
X.5/23楽天戦特別日
1.内野の一部(バファローズ指定席、バリュー指定席、B指定席、内野自由席)なら株主優待
2.内野の一部(B指定席、内野自由席)かつ指定日なら、交通機関の優待観戦デー
3.全席BsCLUB会員当日券価格
4.通常の当日価格
※チケットショップ・オークションは値段が変動するので対象外。下記に少し記載しています。
ICOCAやPiTaPa、近鉄系の何かを持っていたら安くなる電車系交通機関の格安当日券や、阪神高速を使うと安くなるほっともっとフィールドの格安当日券などがありました。
実は2016年シーズンから料金が改訂され、かなりの値上げがありました。しかし株主優待は半期分ずれるため、前半は値上げに左右されない株主優待がとにかく最高でした。その値引率たるや内野指定席3500円が1000円になるなど、前売りで買う必要もなく、もはやBsCLUB会員で買ったらポイント付くとか関係ないほど安すぎて、球場前にいるBsCLUB会員への勧誘している人に入ってるけど株主優待で買うことを伝えたら安さにビックリしてるぐらいでした。
後半からは価格改訂に合わせて株主優待も調整され、BsCLUB会員の前売り券の値段と同じになるなど、株主優待の割安感は少し薄れましたが、2017年シーズンも株主優待はあります。
前売りの場合はBsCLUB会員一択
5月23日の楽天戦の1試合だけ、シーズンシートも関係なくバラ売りで売り出す特別日が開催されます。この日は全体的にかなり格安で販売されます。
安い順に記載します。
チケット料金はこちら
この日は買い方で安いとかではなく、この日が他の日より格安という形です。
この価格からさらにふるさと優待の1000円割引券が使える(パーソナルデスクにて確認済み)ので、B指定席や内野指定席に使うとココからさらに1000円引きになります。平日なら内野自由席が大人300円とかになるというかなりヤバイ値段になります。なお、1000円割引券は当日券ならどこでも使えるので、B指摘席や内野指定席以外でも1000円安くなるということも重要です。株主優待超お得。
PiTaPaカード決済が必要
対象日:3月~5月14日までのホームゲーム全試合
B指定席(内野後方指定席) | 内野自由席 |
大人 3,200円~3,700円 ⇒ 2,200円 | 大人 2,400円~2,700円 ⇒ 1,500円 |
こども 1,700円~2,100円 ⇒ 900円 | こども 1,000円~1,200円 ⇒ 600円 |
対象日:4/7(金)、4/25(火)、5/12(金)
B指定席(内野指定席) | 内野自由席 |
大人 2,500円 ⇒ 2,000円 | 大人 2,200円 ⇒ 1,500円 |
こども1,200円⇒ 800円 | こども 1,000円⇒ 500円 |
南海電鉄を利用していることがわかるもの(定期券、回数券、minapitaカード、NATTS)が必要
対象日:4/28(金)~5月14(日)までのホームゲーム全試合
B指定席(内野後方指定席) | 内野自由席 |
大人 3,200円~3,700円 ⇒ 2,200円 | 大人 2,400円~2,700円 ⇒ 1,500円 |
こども 1,700円~2,100円 ⇒ 900円 | こども 1,000円~1,200円 ⇒ 600円 |
優待観戦のチケット売り場は場所が異なります。本塁近くにある大きなチケットブースではなく、1塁側の方にある当日券売場2番が優待観戦のチケット売り場です。
BsCLUB会員の場合、当日券も少し安くなります。価格表はこちら。なお、大体の球団にいえることですが、会員に入会するとユニフォームを貰えたりするので、応援ユニを買おうと思ったあたりがファンクラブの入会の目安かな、と個人的には思います。
PiTaPaデー、南海沿線デーのどちらも、5月16日以降が対象になっていないのが不自然なので、おそらく後で追加されてほとんどのホームゲームに交通機関の優待観戦デーが設定されると思います(例年そうです)
ついでに阪神高速デーやICOCAデーもどこかで追加されるんじゃないかと思っています。発表されたのが確認され次第、こちらの記事を更新します。
値段が変動しうるため、あえて書いていません。チケットキャンプといったネットのチケット売買サイトを利用したり、大阪梅田の第2ビルとか第3ビルのチケットショップを利用したりで安く手に入る可能性はあります。
オリックスはセレクトチケット、アドバンスチケットと呼ばれる回数券が売られており、これらはよくチケットショップに出回っています。
昨今の野球観戦人気の高まりからか、2016年の値上げによってオリックス・バファローズの観戦もかなり高くなってしまいました。それまでは人気のなさからか、安くてガラガラのドームは仕事帰りに最高の環境だったのですが…。
ただ、以前としてオリックスの株主優待はお得で、平日なら株主優待+株主割引券で内野自由席が300円、B指定席(内野後方自由席)が1000円になるなど、ヤバイ料金になったりはします。
まだオリックス株を買っていない方、3月末が権利確定日なので今すぐ買えば間に合います。ついでに言うなら野球観戦しない人でもオリックスの株主優待はかなりお得です。
ではでは。
]]>そして12/25、またも競艇場に行きました。訪れた場所は住之江競艇場。SGという競艇で最も大きなレースが一番開催されることから競艇のメッカと呼ばれているところだそうです。
入り口。
ちなみに横にはポプ弁でおなじみのポプラがあります。
そんな住之江競艇場に訪れることになった理由は2つ。
1つは、賞金王決定戦競走という、年を締めくくるにふさわしい競艇界で一番大きなレースがあるということ。同日、競馬では有馬記念もありますが、有馬記念は中山競馬場(千葉)なので、関西でギャンブルの気概を楽しむには住之江競艇場というわけです。
2つ目、私は実はこちらが本命なのかもしれません。何故か現シカゴ・カブスの川崎宗則ことムネリンが何故かトークイベントに出演します。
まずはインフォメーションで前回作ったポイントカードに来場ポイントをゲットしに行く。
インフォメーションにはボートが置いてあったり。
エンジンが展示していたり。
ペラも付いてます。
そして住之江競艇場の水面へ。
住之江競艇場の水面。広々としていて中々いい景色です。
舟券発売所。人がめちゃくちゃいます。というかココに限らず住之江競艇場は人がいっぱいです。なぜなら今日は賞金王決定戦。年で一番大きなレース。まぁこんなことは私が言わなくてもみなさんご存知のことです。むしろこの競艇場で一番競艇のことを知らない部類の人間ですし。
本日6レースに出る、濱野谷憲吾という人はモンキーターンの主人公・波多野憲二のモデルだそうですね。せっかくなんで買ってみたけど外れました。
お腹すいてきたので何か食べる。鶏の照り焼き丼500円。味は普通です。
松竹芸能の人がイベント広場で漫才をやっていました。
賭けに真剣な人はイベントもそっちのけで競艇に興じます。
そうこうしてたら、イベント広場にムネリン登場!カッコいい!マジモンのメジャーリーガー!!
ムネリンはさすがのべしゃりで笑わせてくれます。さすがコミュニケーション力でブルージェイズの超人気者までなった男。芸人とかも含めて、日本で一番コミュ力の高い男ではないでしょうか。芸人の海外出張は失敗したとかいうハナシをよくききますし。
そんなムネリン、実は競艇のことは全然知らず、手漕ぎだと思ってたくらいとのこと。優勝戦の予想は、1位が1号艇、2位が6号艇、3位が3号艇だという。理由はイチローさん(163)。さすがムネリンです。そして当てたらソフトバンク復帰考えるというリップサービスも。外したら他行くとか。オリックスならお金だけは出してくれるとおもいます(笑)。
とりあえずムネリンにのっかって100円だけ買いました1-6-3の3連単。果たして結果はどうなったのでしょうか!?優勝決定戦の結果やいかに!?
ムネリントークイベントが終わっても優勝戦まではまだ2時間程、3,4レースあるので賭けて楽時間を過ごす。9レースで初めての当たり舟券となる。尼崎ボートレース場に訪れたのも換算して、4レース目で初めて当たった。870円にしかならなかったけど。
16:00頃、賞金王決定戦競走が始まりました。2レース程前から人がさらにいっぱいになってきて、立ち見するのも困難な程人で溢れます。
ボートレース知識がなさすぎてレース内容はあんまり語ることが無い…。とにかく優勝は1号艇の瓜生正義さん。1-4-2の3連単で2290円の配当。
そんなわけで、ムネリンが予想した1-6-3(イチローさん)は外れました。ソフトバンク復帰ならず。1号艇は来たんですが、3号艇6号艇が来ませんでした。
しかし、前のレースの順位決定戦は当てているんです!ムネリンはトークイベント後、テレビ中継の方に参加しており、そちらでは10レースで5-1(イチローの背番号)が勝つと予想して見事的中。競艇において外の5号艇は大抵配当が高いため、4530円というなかなかの穴配当です。さすがムネリン。ただでは終わらない。
優勝決定戦後のウイニングラン。
夏草や兵どもが夢の跡。芭蕉の有名な俳句ですが散った舟券がまさにそんな感じで哀愁を感じさせます。
ともかく生ムネリンが見れて良かった。かっこよかったし。
ではでは
]]>2016年シーズンも野球が終わってしまいましたね。
下記の表が私が2016年シーズンの野球観戦の結果です。
観戦日 | チーム(左記がホーム) | 結果 | オリックス | 球場 |
5月21日 | オリックス対ロッテ | 3-10 | 負け | 京セラ |
6月8日 | オリックス対中日 | 2-1 | 勝ち | 京セラ |
7月6日 | オリックス対ソフトバンク | 2-5 | 負け | 京セラ |
7月7日 | オリックス対ソフトバンク | 0-4 | 負け | 京セラ |
7月11日 | オリックス対日本ハム | 1-4 | 負け | 京セラ |
7月13日 | オリックス対日本ハム | 2-3 | 負け | 京セラ |
7月30日 | オリックス対西武 | 2-3 | 負け | 京セラ |
7月31日 | オリックス対西武 | 5-4 | 勝ち | 京セラ |
9月8日 | 阪神対巨人 | 1-3 | 負け | 甲子園 |
9月17日 | ソフトバンク対オリックス | 6-3 | 負け | ヤフオク |
9月18日 | ソフトバンク対オリックス | 8-5 | 負け | ヤフオク |
今シーズンは京セラドーム大阪に8回と、野球観戦のほとんどは京セラドーム大阪でのオリックス観戦でした。なんだかんだで行きやすくて観戦しやすいのがオリックスの良いところです。
甲子園も毎年1回は訪れていますが、観戦日の9月8日はホームで一度も勝てていない巨人戦。ホーム9敗目を喫してメガホンがフィールドに投げこまれまくっていたのが記憶に残っています。また、阪神が勝ってカープが勝つと優勝決定の試合だったので、甲子園にもカープのユニフォーム来た人がいる光景も見られました。
そして初めて訪れたのがヤフオクドーム。2016年シーズンは1度くらいヤフオクドームに行けたらいいなぁと思っていて、チケットを確認したりしていたのですが、そこはさすがのソフトバンク。開幕近くはチケットが売り切れで結局訪れることができたのは9月になりました。ソフトバンクが見れたらいいと思っていたけど、相手がまさかのオリックス。福岡に行ってオリックス戦を見ることになるとは思いませんでした。基本オリックスファンですが、球場に行ったらその球場のホームチームを応援するというスタンスを取っているので、ソフトバンクを応援するのが心苦しい展開でした(笑)。
オリックスの観戦勝率はヤフオクドームを入れると20%(2勝8敗)。ただしヤフオクドームではホークスの応援グッズを買って1塁側で応援していたので、そこを省くと25%(2勝6敗)。オリックスのシーズン勝率は.407なので、負け試合ばっかり見てしまったようです。2015年シーズンは観戦勝率80%ぐらいだったので、今年は反動でダメな年だったようです。
ただ、7月31日対西武戦ではオリックスのサヨナラ勝ちが見れたのでシーズン通しで考えるとラッキーな方と思っていても良さそうです。
ちなみに今シーズンの野球観戦に行った日は全てブログに起こして思い出に残しています。
5月21日 オリックス 3-10 ロッテ
6月8日 オリックス 2-1 中日
7月6日 オリックス 2-5 ソフトバンク
7月7日 オリックス 0-4 ソフトバンク
7月11日 オリックス 1-4 日本ハム
7月13日 オリックス 2-3 日本ハム
7月30日 オリックス 2-3 西武
7月31日 オリックス 5-4 西武
9月8日 阪神 1-3 巨人
9月17日 ソフトバンク 6-3 オリックス
9月18日 ソフトバンク 8-5 オリックス
ではでは。
]]>こんにちは。
皆さんはプロ野球のキャッチャーにおけるフレーミングという技術をご存知でしょうか。恥ずかしながら私は最近知りました。
MLBでは野球の選手について何でも定量的に評価しようという動きがありますが、一番むずかしいと言われているのが捕手の評価。その捕手の評価に入れるか入れまいかみたいなところを彷徨っているのがフレーミングという技術。
フレーミングというのは、ピッチャーが投げたボールがストライクゾーン周辺に来た際に、より多くのストライクコールを審判から引き出す技術のことです。詐欺っぽいですが、ストライクゾーンは打者によって可変することや、審判も人間であることを利用して、いかに上手くストライクをコールしてもらうかという駆け引きにも似た技術です。
いわゆるミットずらしは、際どい球を強引にミットを動かしてストライクゾーンに来たように見せるフレーミング技術の一種ということになります。
これが注目されたのは高度な投球解析システムのPITCHf/xによって、優れたキャッチャーは年間で150球以上もストライクを稼いでいることがわかり、フレーミング技術というネーミングが付いて確立されたもののようです。ただし、このフレーミング技術によってもたらされるストライクがゲームにどれ程のインパクトを与えているかは議論の最中で、フレーミング技術の価値については賛否両論あるようです。
実際にどんなものがフレーミング技術と呼べるかは調べてみました。
キャッチングといえば日本最高と名高い、元ヤクルトスワローズの古田敦也選手がいます。
古田選手はフレーミングという言葉が無かった時代に「ミットの端でボールを取る」というキャッチングに関する技術を話しているので、少し動画を漁ってみました。
どうでしょうか。下の画像は私が適当にストライクゾーンをひいたものですが、実際には外れているボール球を、ミットの端で捕球して捕球位置をストライクに見せかけるイメージとしてはこういうことだと思います。
他にも古田選手はキャッチング理論について、落ちる球やカーブのように逃げる球も、外側から内側にミットを動かすように捕球することで、捕球後にミットがゾーンの外へ逃げていくよう見せないと語っていました。落ちる球を下側から上に動かすように捕球する…とても難しそうですが、これこそフレーミングなる技術ということでしょう。
それにしても、キャッチャーというポジションはリードや打者のデータを考慮したり、キャッチングからフィールディング、打撃まで参加とやることが多くて育たないという声が多いのも納得のポジションですね。我らがオリックスも2016年シーズンはいろんな捕手を試したように思えます。フレーミングまで気を使えるぐらいモノになってくれれば10年は戦えそうなんですが。
そういえばシゲシゲファイト好きだったので谷繁元信さんが今年で辞めさされたのは結構ショックです。シゲシゲさんも色んなキャッチング理論持ってそうですねー。キャッチング理論聞きたい。
ではでは。
]]>予め先にいっておきますが、私はオリックス糸井嘉男さんのファンです。
最近、その糸井選手が国内FA権を取得し、行使するというニュースがよく出ています。
巨人、FA糸井獲り本格化!オリや阪神と争奪戦も…本人は在京球団希望か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161011-00000500-sanspo-base
阪神、オリックス・糸井獲りへ 国内FA権行使決意で在阪2球団争奪戦
http://www.daily.co.jp/tigers/2016/10/18/0009590232.shtml
在京球団だったり、在阪球団だったりどっちだ…。
オリックスはFA残留の実績があるので、FA権を行使したからといって出て行くことが決まったわけではないですが、今のうちに精神を落ち着けておこうというか、そういうことじゃないようなそういうことです(笑)(泣)。
正直なところ、糸井選手を欲しくない球団はないでしょう。自称オリックスファンの私の意見としては、糸井選手が出て行くのはある種諦めているというか、仕方ない部分もあります。何故ならそもそも望んでオリックス・バファローズに来たわけでは無いということ。
2013年の日ハム時代の糸井選手のトレードはプロ野球史上最大のトレードともいわれていました。なぜなら当時の糸井選手は首位打者というタイトルを手にしているため普通なら手放さないし、トレードに出さない。トレードの理由は色々推測がありますが、糸井選手がメジャー志望でポスティングを希望しており、それを日ハムが嫌がってトレードに出したという理由が一番核心を付いていると思われます。
糸井選手がオリックス入団後の2013年と2014年の成績は申し分ないというか、やはり首位打者のトレードは凄いもので、日ハムは優勝から一気に最下位、逆にオリックスは躍進して2014年は優勝ギリギリまでいった2位という成績。これに糸井選手の力は多いにありました。
糸井選手トレード前後のオリックスと日ハムの成績
オリックス | 日ハム | |
2012年 | 最下位 | 優勝 |
2013年 | 5位 | 最下位 |
2014年 | 2位 | 3位 |
メジャー志望で、望んでいないトレードでオリックスに来たと考えるなら、十二分といっていいほど活躍してくれたといえます。
ついでにいうなら、オリックスの糸井選手の扱いも悪い。というのもこれほどの選手がBランクということ。
人的補償についてご存知の方は多いと思いますが、FAの行使にはランクに応じて人的補償というものが発生します。選手にはA~Cの3段階のランクがあり、ランクに応じて移籍前の球団は金銭か選手かを選択して要求することができます。選手の場合誰でも取れるわけではなく、移籍先の球団が28人をプロテクトすることができ、それ以外の選手を獲得することができます。人的補償の発生はAランクとBランクのみでCランクは関係なし。
FA行使時のAランクBランクというのは、単純にその球団の年俸の順位で、上位3名がAランク、4位~10位がBランク、それ以外がCランクとなっています。オリックスでは糸井選手は4位のBランク。Aランクには金子千尋選手、平野佳寿選手、中島裕之選手が在籍しています。
金子千尋選手ことチーちゃんはFA宣言残留で、先発エースの年俸が高いのはどの球団も同じですし、近年怪我が多いものの順当に実績を積み重ねてきたエースであることは間違ありません。
平野佳寿選手はFA宣言せずの残留。クローザーの年俸が高いのはどの球団も同じですし、生え抜きで実績もかなりあります。
中島裕之選手はメジャー帰りの争奪戦の末の契約。メジャー帰りの選手の年俸が高いのはどの球団も同じですが、中島裕之選手に関してはメジャー帰りといえるのかどうかわからないため、疑問が残ります。
オリックスの糸井選手に対する扱いが、生え抜きのそれとは異なる上に、メジャー帰りの話題性重視という悪癖ともいえる方向性でBランクになってしまっています。私はここが糸井選手の扱いが悪いと感じる点です。
私はマネーボールが好きなので、オークランドアスレチックスはMLBの中でも2番目に好きな球団でした。ただ、ブックメーカーで50ドル程アスレチックスに賭け負けてからはアスレチックスはクソという評価にしていますが(^_^;)
そんなアスレチックスへ入団した中島裕之選手には期待していたのですが、結果はご存知の通り一打席も出ずという結果。それだけならメジャーの壁が厚かったと思う所ですが、例の発言。
「何試合かだけ出るんやったら、全く出ん方が、ええかなあと。出れんのやったら、まあ、(日本で)出た方がいいなあとも思うし…。今は何とも言えない状況ですね。中途半端に出てね、ヒット1本ぐらい打って、日米通算って言われても嫌やし、だからそんなんやったら、全く出んでも…」
http://www.sanspo.com/baseball/print/20140903/mlb14090308190004-c.html
私はこの異常に志の低い言葉を聞いてから、完全に中島裕之さんのファンではなくなりました。さすがにこれでファンにはなれない。これでファンをやめていない人は中島裕之選手の親族と母校の関係者だけだと思っています。
西武時代にバレンタインデーにアホほどチョコを貰ってモテまくってた中島裕之さんは渡米して別の人と入れ替わったんだと思います。
しかしそれでも、オリックスでめちゃめちゃ活躍して凄い成績を上げたら掌を返してファンになるような気もします。それが球団のファンというもの(笑)。だが、現実にはメジャー(?)帰りで争奪戦の上に獲得した選手という程活躍してくれてはいません。それこそ糸井選手の方が活躍しています。だからこそ、糸井選手の方がランクが低いのを不満に感じるわけです。
かつて中島裕之さんが西武からアスレチックスにいった際には凄く応援していました。やはり日本人選手が好成績をひっさげてメジャーへ行くという魅力がそこにはあったからです。しかしながら、アスレチックスからオリックスという、私のMLBの贔屓球団からNPBの贔屓球団への移籍時には全く応援する気は無くなっていました。なぜなら選手としての魅力は「全く出ない方が…ええかなぁ」の言葉で終わっていたからです。
逆に考えると糸井選手の魅力は終わっていません。日ハム時代から宇宙人と呼ばれるおかしなエピソード満載に加えて、オリックスに来た際にポスティングの権に関して「大胸筋の奥に秘めておく」というリップ・サービスみたいなものもありました。成績も申し分なく、十分に愛される活躍をしてくれたと思います。今年も初の盗塁王などタイトルも獲得した糸井選手は、選手としても人柄としても魅力に溢れているように思えます。
オリックスに居て欲しい事は間違いないが、トレードで売られて望む望まない球団に来た事を考えると、FA権を行使して今度こそ行きたい球団へ行く、というのは私としては支持したいところです。
関係ないけどピクルスにユニフォーム着せたら可愛かった。
ではでは。
]]>