エキスポシティにある施設、ニフレルに行ってきました。
ニフレルって
大阪府吹田市万博記念公園にある大型複合施設EXPOCITY(エキスポシティ)内のミュージアム施設です。
ニフレル公式サイト内の紹介
今までにない新たなジャンルの施設として、子供から大人まで、あらゆる人の感性を刺激し、豊かにします
「感性にふれる」がコンセプトのミュージアムで、新たなジャンルの施設ということですが、あえてジャンル分けするなら水族館施設になるとは思います。
ニフレルのプロデュースはなんとあの海遊館。飼育技術と経験が活かされており、水の生き物を多く見ることが出来ます。
来場者が「生き物ににふれる」というのはほぼ無い
ドクターフィッシュによるフィッシュセラピー体感ぐらいです。「感性にふれる」がテーマであって、ふれあい動物園みたいに直接ふれることを意味していないということですね。
来場の際のポイント
週末はとても混雑します。web上でチケットを事前購入すれば待たずに入れるので、webチケットの購入をすると良いでしょう。ちなみに駐車場も激混みし、週末ともなると入れるのに一苦労、出すのに一苦労と地獄を見ることもあります。
ゾーンは「~にふれる」がテーマで分かれている
ニフレル施設内は
- いろにふれる
- わざにふれる
- すがたにふれる
- みずべにふれる
- うごきにふれる
- つながりにふれる
- WONDER MOMENTS ワンダーモーメンツ
といった「~にふれる」のテーマで7つに分かれています。WONDER MOMENTS(ワンダーモーメンツ)は空間アートのゾーンです。
いろにふれる
色鮮やかな魚が展示されている色がテーマのゾーンです。ゾーン自体も照明で定期的に色が変わります。
シロボシアカモエビ。鮮やかな赤色です。海水アクアリウムとしてはホワイトソックスという名前でよく見かける生き物ですね。
青色が美しいルリスズメダイ。
ロイヤルグラマ。ピンクと黄色のグラデーションが綺麗な魚です。
ナンヨウハギ。ファインディング・ニモのドリーでお馴染みです。近くにいた子供も「ドリー」「ドリー」と言っていました。鋭いトゲを持っていることも有名ですが、そのトゲに毒も持っているそうです。
ニフレル黄色枠。キイロサンゴハゼ。サンゴに止まっているのが可愛いです。
大人気カクレクマノミ。こっちはニモですね。やっぱり子供人気が凄く、「ニモだー!」「ニモー!」という声が多数聞こえました。クマノミは結構種類いますが、カクレクマノミが一番コントラストが鮮やかな気がします。
美しい色合いと長い尾びれが特徴のハタタテハゼ。私が大好きな魚です。
黒に黄色に白い斑点のモンガラカワハギ。複雑な色をしています。そして形はカワハギですが美味しくはなさそうです。
ニシキテグリ。顔がカエルに似てますね。
「いろにふれる」ゾーンにはこの他にも色々な生き物が展示されていました。テーマ通り鮮やかな色合いをした生き物が多く、美しい魚でいっぱいです。
わざにふれる
生き物のわざに注目するゾーン。大きい水槽から小さめの水槽まで展示してあります。
見事に砂と同化しているチュルボ。ヒラメのことです。やんちゃな顔です。
タマカエルウオ。顔がカエルっぽいからカエルウオではなくて、水辺をぴょんぴょん跳ねるからカエルウオみたいです。
動く早さがヒトデ随一というグリーンブリトルスター。たまたまエビを絡めとるところを撮影できましたが、本当に早くて空想上の生物のような気さえします。
テッポウウオ。残念ながら餌を撃ち落とす姿は見れません。
カブトガニ。愛媛出身の友人が地元で見ることができるよと言っていました。
ドクターフィッシュことガラ・ルファがここにいました。クレオパトラという歴史に残る王室御用達のお魚。フィッシュセラピーに使われ、古い角質をついばむように食べてくれることで有名ですね。
ゴンズイ。ドクターフィッシュと同じく角質食べるそうですが、こちらは毒刺を持っています。釣りではよく見かける外道です。
フリソデエビ。サンゴを破壊するヒトデを食べるので好意的な印象があります。ダイバーが見かけたらついでに潰すようなオニヒトデも食べるというのだから驚き。
ジョーフィッシュ。巣穴から顔を出す姿が何ともいいですね。
ワモンフグ。フグ系統は泳ぎ方が可愛いです。胴を動かさすにヒレだけ使って必死に泳ぐような感じ。
「わざにふれる」ゾーンは、2,3メートルに達しようかというサメから、10cmくらいの小さい魚まで、様々な生き物が展示されていました。
面白いと思ったのは中心にある大きい水槽。高さが1メートル程しかなく、その分空間が広く感じて部屋全体も明るく感じます。水族館の水槽は圧迫感を感じる作りが多いので、この明るさは素敵です。