こんにちは。
私は一眼レフユーザーなのですが、写真と動画が溜まってきました。ついでにいうと世の中の無劣化軽視にも怒りが溜まってきました。今日は書くぞ。ムキーッ!
今回は溜まった写真と動画の保存場所についてです。結論から言うと、一眼レフユーザーの保存先はまだローカルストレージも必要ということです。
正直、資産階級でも無い限り、一眼レフユーザーの写真はamazonプライム・フォトしか保存先が無いし、動画の保存先はgoogleか、もしくは無いと言っても過言ではありません。
まずは全く静止画の容量がバカにできない件について。
一眼レフユーザーはRAW保存が当たり前で、RAW+JPEGで写真を撮ると1枚につき20~30MB、さらに高価なカメラならもっと大きくなります。それに加えてハイアマチュア以上の方々は驚く程トリガーハッピーです。
トリガーハッピー具合を絵に描いてみました。間違っていないと思います。
ついでに一眼レフで動画を撮るのも当たり前の時代というか、撮影素子が大きい一眼レフによるボケの効いた動画などは、プロ・アマ問わず魅力的な動画になるので使われていますね。
以上により、一眼レフユーザーは大量の写真と動画を保存する必要があります。
例えば、私はこの年の夏場は結構カメラを持って出回ったので直近3ヶ月(7~9月)の写真撮影枚数は約4000枚。実に190GBもの容量になりました。
こうなってくるとストレージサービスを使うのは現実的ではありません。例えばgoogle driveを使うと、私の写真と動画の総容量は既に1TBを越えているので10TBプランが必要で、その場合は月額$99.99になります。さすがに高い。1年経ったらAPS-Cの中級機とか安い白レンズが買えるぐらいの値段になります。
いないと思いますが、一眼レフ持っているけどRAWで保存していないという方は、今すぐRAW(RAW+JPEG)で保存するように設定変更すべきです。いちいち説明しませんが、RAWで保存していないプロなんていないのが答えです。
ここまでで、写真と動画、それも写真に関してはRAW+JPEG両方が保存できないといけないことがわかりました。そして、無劣化でRAWを保存できるのがamazonプライム・フォトしか無いため、実質amazonプライム・フォトしか選択肢がありません。しかもRAW+JPEGなら無劣化で容量無制限という美味しすぎる点がポイントです。
○JPEGとRAWが無劣化、容量無制限
×有料。3900円/年間
×動画が5GBまで
問題は、動画が5GBまでしか保存できないということです。動画5GBなんてディズニーランドのパレードも全部取れないぐらいのちっさいちっさい容量です。
一応google フォトの事も触れておきます。こちらも容量無制限というでっかいウリで話題ではありますが、劣化することを忘れてはいけません。
○無料
×写真は1600万画素に再エンコードするなら容量無制限
×動画は1080pに再エンコードするなら容量無制限
私の中でgoogle フォトの写真保存は論外です。RAWもJPEGも1600万画素相当に再エンコードされるので、劣化しすぎてバックアップとするには無理だと言わざるをえません。
同様に動画も1080pに再エンコードされてしまうので劣化してしまいます。一眼レフの動画は4k対応のものもあるしビットレートの問題もあるので、劣化することは避けられません。しかし、動画の容量無制限サービスはgoogle フォトぐらいしか存在しないのも事実です。
googleフォトを使って再エンコードされてもほとんど分からないからどうでもいいと言った意見が散見されすぎて、もう自分がわからなくなるので今日はガツンと言う。巷では1600万画素に再エンコードされても十分綺麗だからいいとか言うが、
その考えだと、将来さらに目新しい付加価値の付いた新しいフォトストレージサービス(再エンコード付き)が出てきた時、再エンコードしても対して違わないからって乗り換えますか?
そんなん繰り返していくうちにクローンを繰り返して遺伝子情報が劣化してきたルパンのマモーみたいになるわ!
私はバックアップとしての保存先は無劣化が基本だと思っているし、RAWは現像した後も捨てない。写真は後から加工して使うことも多々あるし、加工するならファイルサイズは大きいにこしたことは無い。何故なら加工してから圧縮するのと、圧縮してから加工するのとではクオリティに天と地ほどの差があるから。JPEGからJPEG作るようなことはしたくないし、その行為の結果はマモーだ。
結局、最初に持ってきた結論になるが、静止画(RAW+JPEG)はamazonプライム・フォトで無制限に保存。動画は劣化するけどgoogle フォトぐらいしか安くすませる方法は無い。動画を無劣化でとなると通常の有料クラウドストレージサービスを使わないと容量が足りない。その場合もかなりの容量になるであろう動画の保存は、有料サービスでもかなりお値段がかかる結果になることでしょう。
ローカルから消してしまえる完全なバックアップ目的ではなく、写真の共有目的でamazonプライム・フォトやgoogle フォトが便利という意見は非常によくわかります。PCとスマフォで簡単に共有できて速いし本当に理想的なクラウドストレージだと思う。オリジナルは手元のPCに残して、万が一クラッシュした時は仕方なく劣化したメディアで我慢するって意見はもちろん指示します。
しかしそれでも、静止画はこっち、動画はこっちとサービスを分けたりするのも面倒なので、一元管理したいと思うようになるわけです。そうなるとローカルストレージはまだまだ必要なんだなーと思ったりもします。
結果、私は今家に置いているLinuxサーバーに余ってたHDDを2TB×2(ミラーリング)を刺してSambaを入れ、NASにしました。でもこれはクラウドサービスと違って障害耐性が低い。家が火事になったらバックアップもろとも吹っ飛ぶしね。そう考えるとやっぱりクラウド欲しいんです。
それに今さらSambaなんて使ってるのも時代遅れなような気もするんですよねぇ。なんかいいサービスあったら教えて下さい。多分将来的にはgoogleさんがgoogle フォトの無劣化サービスをすると思うんですけど。しないかな。
ではでは。
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私は真空断熱系のコップ・タンブラーをめちゃくちゃ使います。最初に断熱タンブラーを買って試した時は感動しました。こんな便利なものがあるのかと。要するに断熱タンブラーに慣れると他のコップを使わなくなるくらい便利なのです。
断熱タンブラーのいいところなんて今や雑貨屋の食器コーナーの一角を締めるぐらいには製品が出ているのでみんな知っていると思います。私も色々買って試して、サーモスのタンブラーが非常に良いということがわかったので紹介してみようと思った次第です。
厳密にはカップ?になるのかもしれません
サーモス 真空断熱カップ 300ml キャロット JDD-301 CA
まず、このサーモスの断熱カップも含めた、断熱タンブラーの良い点と悪い点のおさらいです
断熱タンブラーの最高の利点です。氷を入れると氷がいつまでも解けないことを実感できます。基本的に熱いものは冷たいものより保温できないが、普通のコップと比べると圧倒的に保温できます。
断熱構造なのでタンブラーの外側は熱くなったり冷たくなったりせず、結露しません。これも凄く良いポイント。コースターが不要になります。
熱いものが飲むまで感じれないため、忘れていると熱い飲み物を口の中に注ぎ入れてしまいます。唇をちょっと火傷した…なんて経験は断熱タンブラー使いならわかると思います。
匂いが結構残ります。特にスポンジの硬い方で擦って洗うと金属臭がかなりでてきます。コーヒーなどの濃い飲み物なら気にならないかもしれないが、お茶などの繊細な味は壊れるので注意。基本柔らかい方で洗えばいいが、汚れが気になってきたらクエン酸でお酢、酸素系漂白剤で洗いましょう。塩素系漂白剤は金属なので使えません。
断熱タンブラーについては大体こんな感じです。
今回買ったサーモス断熱カップも含めた我が家にあるタンブラー
で、今回買ったのがサーモス断熱カップの何がいいかというと、
円筒形だと底が洗いにくくて常用していると汚れが溜まるのが早いと思っていたのですが、このカップ型だと底まで簡単に手が届くので非常に洗いやすい。また、タンブラーは食器棚を幅広く取るのでスタックできるのは非常に便利です。
結露しないタンブラーは水滴が付かない点ではコースター不要ですが、金属のみだと結構滑ります。私は滑る方が倒してこぼしにくいと思っているので外して使ってますが、来客時などはソコカバーを付けて出すと機能性に関心されることもありました。
また、ソコカバーはゴム製で塩素系漂白剤が使えるので、そういった点でも分離して洗いやすいのは利点です。ついでにいうと食器用漂白剤の大多数は塩素の臭いがする塩素系漂白剤で、酸素系を持っている人は少ないと思われるので、底面ゴムだけ取り外して塩素系漂白剤を使える利点は大きい。
まとめると、他の断熱タンブラーよりカップ状でスタック可能、カバー取り外し可能と取り回しやすいことが使いやすいというわけです。
ちなみに私は味噌汁もこれで飲みます。食べ物を食べ終わって最後に味噌汁を飲む派なので温かさが持続する断熱タンブラーは最高です。
丸い氷を作って遊んでみたところ。
それでは快適飲み物ライフを~。ケロケロ。
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こんにちは。
ちょっとダイビング用にカメラが欲しくて色々迷っていたのですが、ニコンCOOLPIX AW130を購入したので開封の儀とレビューをしてみます。
防水性能 | 30m |
耐衝撃 | 2.1m |
耐寒 | -10℃ |
防塵 | JIS/IEC保護等級6(IP6X)相当 |
画素数 | 1605万画素(有効画素) |
センサーサイズ | 1/2.3型CMOS |
焦点距離 | 24mm~120mm |
光学ズーム | 5倍 |
F値 | F2.8~F4.9 |
最短撮影距離 | 1cm(マクロ) |
動画 | 有り(1920×1080(フルHD)/30fps) |
手ブレ補正 | 有り(レンズシフト方式+電子式) |
Wi-Fi | 有り |
NFC | 有り |
GPS機能 | 有り |
電子コンパス | 有り |
気圧計 | 有り |
水圧計 | 有り |
何と言っても水深30mまでの防水性能と、耐衝撃/耐寒/防塵性能のタフなカメラであること。
本格的アウトドア、特にダイビングにおいて実力を発揮するデジタルガジェットです。
F値は明るさのこと、F2.8はかなり明るいレンズになります。ダイビングではこのF値は重要で、水深が深くなればなるほど暗くなるため、明るいレンズが必要になります。
今時のコンデジの機能としては普通ですね。撮ったものをサッとスマートフォンに送信できます。
アウトドア用のカメラとしてはよく搭載されている機能ですが、このカメラももちろん対応しています。
こちらはちょっと珍しい機能です。水深計は面白く、ダイビングで撮った写真の水深を知ることができます。
AW130はダイバーにとって最高のカメラです。ダイバーの方は既に知っているかもしれませんが、防水関連の機能をもう少し深く説明します。
一般的な防水カメラは水深15mまでが多く、これまでのコンパクトデジタルカメラでは防水25mのキヤノンのカメラが最高の防水カメラでした。
水深25mというのはダイバーが最初に取得するライセンス(スクーバダイバーやオープンウォーターダイバーと言われたりします)の範囲内でも越えることがある数値で、実際に私も水深25mを越えたことがあります。
しかし、水深30mとなるとまず越えることはありません。そういった点でも、このニコンCOOLPIX AW130は真のハウジングなしでダイブできるカメラといえます。
ニコンも防水性能に自信を持って出しているせいか、このカメラにはハウジングが発売されていません。
なんといってもハウジングはかなり高い買い物です。コンパクトデジタルカメラのハウジングは平均的に2,3万円するものなので、ハウジング不要というのはコスト面で大きなメリットがあります。
また、ハウジングはメンテナンスも必要です。その上、メンテナンスをしていてもいつかは水没すると思っていたほうが良いかもしれません。ハウジングが水没したという話はダイバーに取ってはよく聞く話です。
前置きが長くなりましたが、開封です。
パッケージ。この開封の瞬間がたまりません。
オープン。説明書と内容物。
内容物の取り出し。本体と、バッテリー、充電器と陸上ストラップ。それにブラシと説明書。
本体前面。上側は電源ボタンとシャッターボタン。側面には便利ボタンとスピーカーが付いてます。デザインは悪くありませんが、無骨でもありますね。ザ・機械という感じ。
本体前面2。こちらの側面はバッテリーとSDカードを入れる部分。パッキンが付いていて中に水が入らないようにキッチリロックするタイプです。
本体背面。ズーム操作は親指です。
ここまで説明した通り、かなり水中使用を目的としたカメラなのですが、陸上用のネックストラップしか付いていません。
ダイビングでのネックストラップは引っかかる危険性を考慮するとあまり進められるものでは無いので、引っ張ったらちぎれる安全なものか、ハンドストラップが欲しいところです。
充電はUSBでバッテリー部分のカバーを開けて接続する方式。バッテリーチャージャーの方が好きですが、バッテリー充電しながら操作できるメリットもあるので一長一短。
ちなみにバッテリー容量は1050mAh。
ボタンは防水性能のためか少し重め。
操作音がON/OFFしかないが、ONにするとかなりうるさい音が出る。ダイビング中でもキッチリ聞こえるためありがたいが、陸上ではかなりうるさいので音量の調整ができれば良かったところ。
あとは電源ONにすると毎回注意事項が表示されるが、この表示が消せないのが鬱陶しい。
沖縄の海でダイビングした際に撮った写真です。
可愛いウツボちゃん。水深19m。フラッシュ有り。AW130は水圧計が付いているので、撮影すると画像情報に水深の情報が記録されます。
水深9m。私が大好きなハタタテハゼ。でも沖縄じゃなくてもどこにでもいるし、海水アクアリウムの魚としても非常に安価で出回っている一般的な熱帯魚。
水深6m。流れが非常に早くて岩場の影に集まっているお魚さん達。
水深4m。船に戻るダイバー。水中から水面を撮影すると非常に青が映えます。
水深10m。フラッシュ有り。フリエリイボウミウシです。マクロで1cmまで寄れるのでウミウシも綺麗に撮れます。
いかがでしょう。綺麗に撮れますね。この絵でハウジングなしで軽く水中に持ち込めるのはとても快適で、一緒にダイビングした方も羨ましがっていました。
多分イイジマウミヘビ。でももしかしたら有毒のクロガシラウミヘビかも。
動画性能には綺麗さに驚きました。ウロコの質感といい、光の加減といい実に鮮やかな動画具合です。ひと昔前のカメラだったらMPEGブロックでまくりだったでしょう。
ぶっちゃけてしまうと完全なダイバー専用カメラ。
性能も同クラスの価格のカメラと比べて遜色が無いため、ダイビング用のカメラを探している人にはオススメです。ダイビングを考えないシティユースでも薦めることはできますが、他の選択肢も考えていいと思います。
ダイビング用途でこれより確実に上のカメラとなると、例えばキヤノンの1インチセンサーのコンデジに防水ハウジングである、PowerShot G7 X MarkⅡ + ウォータープルーフケース WP-DC54など。これだとハウジングを入れて8万円近くにもなります。
さらに上だとほぼプロ用途である一眼レフ+防水ハウジング。一眼のハウジングは30万円することも普通なため、防水の世界は上を見るとキリがありません。
そういった点でも3万円前後で購入できるCOOLPIX AW130は、他のクラスのカメラがハウジング込みで5万円程度するのに対して、ハウジングが不要なので余計なコストがかからず、コストパフォーマンスの良さが光ります。
また、ハウジングの手入れの面倒さと、ハウジングに入れると非常に大きくなってしまうことから、ハウジングなしで水にドボンできるこのカメラがダイバーにとって最高のカメラであることは間違いありません。
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