行ってきました初の競艇場。カエルがいるという噂を聞きつけたことがきっかけです。初の競艇場かつ、ほぼ競艇を知らないので、競艇好きの方は以下のレポは暖かく見てやって下さい。
カエルがいる噂の競艇場は尼崎ボートレース場
ダウンタウンの故郷こと尼崎です。
阪神電車の尼崎センタープール前駅で下車すると競艇場への専用通路「ファンロード」がすぐに見えてきます。この駅名のセンタープールというのは水泳用のプールでも無ければ、駐車場のことでもない、競艇場のことを指しています。
ファンロードに既にカエルが描かれている看板があります。このカエルが今回私が会いに来たセンプル君です。名前の由来は尼崎センタープールのセンタープールを略してセンプル。なかなかのネーミングセンスというか、名前からはカエル感はゼロ。
競艇場内に入るとすぐにセンプルがお出迎え。ちなみに競艇場内に入るのは通常で入場料100円かかりますが、午後3時5分から無料開放されます。3時頃に入場料100円払ってこのセンプル君を撮ってたら、後ろからぞろぞろと入場者がやってきたので何事かと思っていたんですが、無料開放時間になったということをこの後入ったインフォメーションで知りました。たかが100円ですが入場する際のガードマンとかも後数分で無料開放ですよと教えてくれたらいいのに。今日はこの100円を競艇で取り戻してやるという目標が出来ました。
本日の目的、インフォメーションへ
インフォメーション前のセンプル。
とりあえず競艇は後で楽しむとして、今回の目的であるインフォメーションへ。ボートレース尼崎ファンクラブポイントカードというのを作りに来たのです。
各種身分証明書があれば簡単に作れました。こちら。
センプルのイラストが可愛いポイントカードです。
ポイントを溜めると各種景品がもらえます。300ポイントのセンプル君ぬいぐるみが欲しい。このパンフレットだとブサイクな出来のぬいぐるみですが、実際のセンプルぬいぐるみは相当可愛いです。多分ぬいぐるみがバージョンアップして現代風になったんでしょう。
現在ポイント交換できる実際のセンプルぬいぐるみがこちら。か、可愛い。ちなみにピンクのカエルが「ピンクル」、ブルーのカエルが「ぶるたん」です。
遠い300ポイント
ポイントカードの詳細はこちらで確認できますが、来場したら2ポイント(土日月なら+2ポイント)。5回来場ごとに+5ポイント。有料の5階指定席を利用すれば20ポイント貰えたりはしますが、1回来場で獲得できるポイントはせいぜい5ポイントがいいところ。300ポイントの到達はかなり遠い…。センプルグッズを売って欲しいですたい。
インフォメーションには各種選手のサイン入りプロペラが展示されていました。連載時に少しだけ読んだことのある漫画、モンキーターンでは選手が自分でプロペラを作っていたような気がしますが、その作ったプロペラを展示しているのでしょうか。
いざ、初の競艇へ
無事ポイントカードが発行できたので初の競艇を楽しみます。インフォメーションを出たらすぐに水面が見えてきました。この広々とした感じはンション上がります!
あまり時間が無かったので、すぐに投票券を買いに行きます。競馬は馬券ですが、競艇は舟券(ふなけん)というそうですね。
ちなみに競艇の知識はほとんどありません。ここにきて競艇をよく行くと言っていた後輩のことを思い出します。あの時もっとちゃんと話を聞いていれば良かったなぁ…。おぼろげですが、イン側が絶対有利であることと、その競艇場のボートの良し悪しがあって、良いボートはベテランが独占するとか何とか言ってたような…。そして競艇は人間ドラマやねんみたいなことを熱く語ってたような…。近くにきったない安い居酒屋があるとかも言ってた気がします。
とりあえずその記憶を元にイン側、ボート勝率、年齢層高めを中心に購入してみました。ちなみに馬券は購入したことがあるので、購入方法と券売機は何とかなりました。
初の舟券購入。当てたいなら2連複や3連複ですが、あえての3連単。でっかくいこう。1000円だけど(笑)。
ちなみに11レースといえば競馬でいうところのメインレースですが、競艇は12レースが優勝戦となっていたので、メインレースは12レースということになるということでしょうか。
ちなみに座った席はこの1階席。この日は結構寒かった。
スタートして最初のターンは、夕日が眩しすぎて全く見えなかったので撮影していません。戻ってきたところのブイのターン映像がこちら。これがモンキーターンというヤツでしょうか。中々の迫力でカッコイイ。ブイに吸い付くようにインを責めるのは圧巻です。車のドリフトみたいに横滑りしている上にいびつな水面で車体がポンポン跳ねてて、コントロールするのはめちゃくちゃ難しそうです。
そんな初の競艇を満喫してレースが終わった瞬間は、私の舟券が紙くずに変わった瞬間でもありました。ビギナーズラックとかいったヤツ出てこいオラ。次、次だ。次で取り戻す、次のレースで取り戻すんやワイは!
スタート展示
11レースの失意に暮れていると、スタート展示というのが始まっていました。なんだかわからないけど事前にちょこっと走ってくれるようです。
ブーンとかっ飛んでいくボート。前列で見ているとけたたましいエンジン音と、オイルの臭いが漂ってきていい感じです。
このスタート展示でビビっときました。1号艇の新田智彰さん。本日のレースは伊丹選手権というそうですが、その優勝戦に出場する選手の中で唯一の大阪出身。やっぱりファンは地元を愛してなんぼというヤツです。この新田選手に決めた。
12レースで買った舟券(後撮り)。123番を中心に購入です。近くにいたおっちゃんが12-3,12-4とメモしていたのでパク・・・いや、参考にしたりした。
舟券の購入はしたが、12レースの優勝戦まではそこそこ時間があったので2階席もぶらぶらします。
ガラス張りの観覧席。そういえば競馬もこんな感じですね。
女子トイレがいつでもガラ空きだろってぐらいおっちゃん率の高さ。
舟券発売所にもセンプルのイラストが描かれていました。
そして出走の時間が近づいたので間近で見るために最前列へ。
夕日と月が出ていて絵になります。
大時計。競艇は独特のスタート方式が魅力です。ちょっと調べたのですが、0秒から1秒の間にスタートラインを通過するというフライングスタート方式というそうですね。理由としては水面で静止するのが難しいからこういう方式になっているとか。
この方式の魅力的な部分は、イン側のポジションの人はスタートラインまでの距離が凄い短くて、アウト側の人は凄い後ろからスタートして速度を出そうとするところが面白い。
そして優勝戦スタート!
スタートラインでピシャッとボートが揃うところがええ感じです。
結果は4-1-2号艇。またしても私の舟券は紙くずになりましたとさ。
そんなわけで初の競艇は悲しい結果に。まぁ知識が無さすぎて当たる気も全くしなかったのですが。
競艇はともかく、このセンプル(カエル)が欲しいんだよぉ…。300ポイントほんま遠いッス。
ではでは。